| 配色する内容について認識を深める |
配色する対象がなんであるかによって、配色の考え方は異なります。
インテリアの配色を例にとると部屋の用途や造り、使う人の希望に合った考え方をしなければならない。
1、対象の形状をどう考え、何を改善するか?
2、配色を工夫することによって、どのような利点があるのか?
3、どんな雰囲気にするのがよいのか?
4、どこにどんな色を使うとよいか?
などについて考える必要があります。 |
| 色を決めるのには順序がある |
インテリアであれ、服装であれ、化粧であれ、その配色を決めるのには順序があります。
基本となる色を先に決め細部はそれにあわせるのが一般的です。
細部の色によっては全体にアクセントを加えることもしばしば行われます。 |
| 色のトーンをまず決める |
基本となる色を選ぶ場合、色相を決めるのがは最後にして、色のトーンを先に決めます。
色の明度と彩度とをどの程度にするか決めます。
その場合、どんな雰囲気にするかをはっきりさせておくことが大切です。
色の明暗や濃淡を第一に問題にすべきです。
また基本色が決まれば、それにあわせて他の色を決めることになりますがこの場合も色のトーンをどうするかが最も重要です。
色のトーンをそろえるのか、差をつけるのかを考えます。 |
| 色の見やすさを考える |
色のトーンを全く同じにすると、色相間の区別がつかなくなります。
配色は個々の色が個性を発揮し、同時に統一が取れるのがよいです。
それには、色の明暗や濃淡に適当な差を付け、見やすい配色をつけることです。
特に大事なことは明暗の差をつけることです。
一般的に主役としては無彩色より有彩色、暗い色より明るい色、灰味の色より彩度の高い色、寒色より暖色をあてるとよいです。 |
| 色に共通性をもたせる |
色のトーンに差をつけ、見やすさを工夫する一方で、色相を近似させ、まとまりをつけることを考えます。
この方法はいろいろに応用されます。
絵具の2色(AとB)が調和しないときは、AにBを、BにAをごく少量混ぜて2次色を作り配色するといいです。
2色の間にAとBの共通項があるから調和しやすくなります。 |
| 色の数を多くしない |
色数を少なくすることは大切です。
慣れないうちはどうしても色数を多くしてしまいがちです。
しかしインテリアでも服装でも色数を最小限に抑えるのがいいといえます。
|
| 彩度の高い色は小さく使う |
彩度の高い色はそうでない色に比べて小さい面積で使うのが普通です。
例えば赤と白の配色は人目をひきますが、赤で文字を書く場合と白で書く場合とでは明らかに調和感が異なります。
看板の色でも赤をバックとして白で文字を書いているものが多いです。
これは配色の美しさよりも遠方からでも人目につくこと、つまり目立つことを考えてのことです。 |
| 無彩色を上手に使う |
配色の上手下手は白、灰色、黒の無彩色の使い方次第です。
画家やデザイナーは無彩色を上手に使います。
赤と緑のように対立し、ハレーションを生じる場合も、白や黒を間に入れて2色を分離してやると調和します。
また、ピンクとベージュのように色の差がなくて曖昧に見える配色も、白や黒を加えると見やすくなります。 |
| 配色のお手本は自然界にある |
四季の自然の色、一日の空の色、草花、小鳥、虫の色、どれを見ても美しいです。
この自然界の色を配色に応用すると、見覚えのある印象を与え、調和しているように見えます。
自然界の色に対して鋭い観察の目を向けることが、配色感覚をやしない、配色上手になる第一歩です。 |
| 配色にどこか違うという感じを出す |
この人の色の使い方は個性があって面白い、と感じるのは誰かの借り物ではなく自分の考えが出ている場合です。
暮らしの色の使い方は、人といちじるしく違っていると異端視されるので、どちらかというと同じようにしがちです。
しかし流行にあわせるより色相やトーンを少しずらしたほうが魅力的に見えます。
どこか少し違うという印象を与えるのが配色のコツです。
流行や慣習を参考にはしますが、少しだけずらすのです。
同様に、配色の法則どおりの配色が最善というわけではありません。 |